2021年1月24日
ども慶太です。
『借金を返すために働かないといけないけど、働きたくない』
こんな悩みはありませんか?
この記事では仕事がつらく、休職・退職を考える人に読んで欲しい内容となっています。
「働かないことは悪いことなのか」「仕事を休むにはなにをすれば良いか」を解説していきます。
記事を最後まで読んでいただければ、休職・退職について前向きになることができ、実際に行動につなげることができるでしょう。
働きたくないのは当たり前なのか

そもそも、「働きたくない」という考え方は間違っているのでしょうか。
まず結論として、そのようなことはありません。あなたの考えは正しいです。
世間では働かない人は「ニート」「親のすねかじり」と言われ、馬鹿にされることが確かにあります。
ですが、その人たちは本当に仕事に満足しているのでしょうか。
実際のデータをもとに解説していきます。
仕事への満足度は低下している
内閣府による国民生活選好度調査では、仕事について以下の主要4項目を定めています。
- 雇用の安定
- 収入の増加
- 仕事のやりがい
- 休暇の取りやすさ
これらの項目は1978年以降で長期的に低下傾向です。
特に雇用の安定・収入の増加・仕事のやりがいについては満足感を持つ人が特に低くなっています。
参照:働く人の意識と就業行動(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/08/dl/02_0001.pdf
「働きたくない」は当然の考え
仕事に対して満足感を得られず、ただ消費を促されるだけの社会では「もう働きたくない」なんて思うのは当然のことです。
なにもおかしいことではありません。
重要なのは「働きたくない理由」「その理由はどうすれば解決するか」を考えることです。
働きたくないのはなぜか。理由5選

そもそもなぜ、働きたくないのでしょうか。先述したようにその理由を考えることが重要です。
こちらが代表的な働きたくない理由の5つです。
- 借金がある
- プライベートの時間が取れていない
- 職場の人間関係が苦手
- やりたいことがある
- 日常をだらだらと過ごしたい
順に解説していきます。
借金がある
「借金があって働きたくない」という人は意外といるものです。
本来であれば借金を早く返済するためにも働いた方がいいように思います。
しかし、借金が気になって業務に集中できず、ミスをする。
責任もあり、考えることが増えてしまうのも事実です。
そのため、「働くのをやめて、借金について少し考えたい」という理由で働かない人もいます。
プライベートの時間が取れていない
社会人として実際に働いてみると思っていた以上に自分の時間というのはなくなります。
出勤する平日はもちろん、休みの日であっても部屋の掃除や片付け、日頃の睡眠不足を補うために寝ているだけという人も多いでしょう。
なかには持ち帰り、家で仕事をする人もいます。
大学を卒業し、就職をする新卒社会人に多く見られる悩みです。
働くためだけに生きているように感じ、仕事を辞めるきっかけになります。
職場の人間関係が苦手
「上司が怖い」「人と行動するのが苦手」という人にとって、会社はとてもつらい場所です。
どれだけ仕事内容がよくても、働いている以上は他の人との関係が重要になってきます。
常に上司・同僚・部下の顔色を伺いながらする仕事は生きた心地がしません。
長くつづけていると、精神的に参ってしまいます。
やりたいことがある
とりあえずは就職をしたけれど、本当は他にやりたいことがある。
けれど生活を考える働かないといけない。とても難しい問題ですよね。
嫌々やる仕事はどんどんとモチベーションが下がり、良い結果を生み出しません。
やりたいことにチャレンジしやすい時代になったからこその悩みと言えるでしょう。
日常をだらだらと過ごしたい
「やりたいことがあるわけでもない」「会社に不満があるわけでもない」だけど働きたくない。
「だらだらと過ごしたいだけなのになんで働かないといけないのか」働きたくない理由の多くはこれだと思います。
特に理由があるわけではないが、ただめんどくさい、働きたくない。
現代は、しっかりと働かなくても生きていけるようになっています。無料の娯楽も多くだらだら生きるのは非常に容易です。
休職や退職も選択肢に入れましょう

本当に働くことがつらいなら、休職や退職をするのもいいでしょう。
しっかりと心と体を休めることは非常に大切です。以降は休職と退職について解説をしていきます。
休職するなら就業規則を確認しよう
まずは会社の就業規則を確認しましょう。実は休職というのは法律でなにか定めがあるものではありません。
そのため、会社の就業規則が唯一のルールです。
確認を怠れば、無断欠勤扱いとなり、最悪の場合は解雇になることもありえます。
また、休職には以下の2つの注意点があります。
給与はもらえない
基本的に休職中は会社に在籍をしているだけで、働いてはいないので、会社から給与はもらえません。
いきなり収入がゼロになるので、休職をするときは、ある程度の経済的余裕をもってするようにしましょう。
借金返済を加速させる為に大事な3つの事。【爆速させた経験】
【匿名】で出来る借金減額シュミレーションは怪しい?確認は無料!
各種手当がある
「給与が貰えずに収入がゼロになる」と書きましたが、場合によっては会社から手当をもらえることがあります。
一般的に、よく採用されている手当に休業手当や傷病補償給付などがあります。
しかし、申請をする際には医師の診断書などの書類が必要なことがほとんどです。
しっかりと就業規則を確認しましょう。
法律上、退職は言ったもん勝ち
「仕事そのものを変えたい」「もう働きたくない」という強い意志があるなら退職をするのも良いでしょう。
仕事を辞め、少し休んでから転職をするも良し。やりたいことに挑戦してみるも良しです。
しかし、「辞めたいと思ってもすんなり辞められないから悩んでいる」という意見もあると思います。
法律上、退職は伝えた2週間後に強制的に確定させることができます。会社がそれは止めることはできません。
どうしても言えないなら退職代行サービスを使うのもあり
最近では自分で退職を伝えられないという人に向けて、依頼者の代わりに会社に連絡をしてくれるサービスが存在します。
料金相場は30,000〜50,000円ほどで、自宅にいながら上司と顔を合わさずに退職することも可能です。
サービス内容によりますが、即日退職ができる業者に依頼をすれば、休み明け月曜日の朝にいきなり会社を辞めることもできます。
強い引きとめにあっていても、第三者が介入することで、多くの場合は解決できます。
「自分でどうしても退職が言えない」「退職を認めてくれない」という人は退職代行サービスを利用するのもいいでしょう。
【退職代行NEXT】口コミや感想を調べたら、即利用したくなった
常にがんばらなくていい

現代は医療技術が発展し、「人生100年時代」とも言われています。
定年も引き上げられることでしょう。
働きたくないと思いながら、仕事を続けていてもそれが終わるのはまだまだ先の話です。
無理をして、体を壊しては意味がありません。生きるために働いているのに、死んでしまったら本末転倒です。
人生はまだまだ続くので、少しくらい休んでも問題ありません。